antibody

医療治療が没入型ビデオゲーム形式で遠隔から実行できる未来を想像してみてください。

このアイデアは、私の友人で、アパートで暮らすドイツの祖母Graceのアイデアです。祖母はガン生還者です。病院へお見舞いに行く度に15分間スペースインベーダーで遊べたことがガンの治癒には重要であったこと事に確信を得ました。患者がビデオゲームでモンスターの敵と戦う夢を見ると、病気から完全回復するという、これと似た話をいくつか聞きました。このような奇蹟を広く実践できる治療に変える没入型テクノロジーの可能性に興味をそそられました。

Antibody（抗体）は、神経科学とナノテクノロジーが進化した近未来を想定したスペキュレイティブシナリオです。医療施設はスキルのあるゲーマーを感染部に抗体として送り込み、白血球に免疫が付くのを助けます。ゲーマーはさまざまな実験的ナノウェポンを装備し、フィールドでさまざまな行動ができます。初心者向けの短時間ミッションでは、幅広の刀のナノウェポンがアクションで利用できます。

没入レベルを高めるため、VRヘッドセット付属の標準コントローラを置き換える専用コントローラが利用できます。データレリック（data relics）と呼ばれるこの専用コントローラは通常バーチャル世界のナノウェポンの外観と操作性に似ています。テクノロジーを改善し、優れた抗体因子を訓練する医療施設の助けとなるため、現実世界の力学的エネルギーと関連データを収穫できます。経験豊富なゲーマーは、自分のパーソナルなデータレリックをカスタマイズし、高度なゲームメカニックスにアクセスできます。この作品では、標準VRコントローラ用にシミュレーションが設計されているので、データレリックは不要です。

遊び心に満ちたエクスペリエンスデザイナーとして、ビデオゲームは面白さを損なわずに世界にもっと貢献できると信じています。これは、ソーシャルグッドのためのバーチャルゲームを使ってパンデミック後の未来を想像する試みです。お楽しみください。

作品の超体験にはVR HMDが必要になります。体験方法はこちらをご覧ください。