NEWVIEW AWARDS 2022
- Create a Melting Reality -
ファッション/カルチャー/アート分野のXR(VR/AR/MR)コンテンツアワード。
5周年となる今年のテーマは「Create a Melting Reality」。溶け合うリアリティを創造せよ。
エントリー受付は終了いたしました。ファイナリスト発表は11月末頃を予定しております。
過去4年間で世界17ヶ国から計774作品がエントリー。
5周年となる今年のテーマは「Create a Melting Reality」。リアルとバーチャルが物理的 / 感覚的に溶け合うような表現や体験、さらには既存の文化をアップデートし得る作品を募集します! 古今東西、多種多様なカルチャーが世界中から集積するTOKYO / SHIBUYAをフィールドに、受賞アーティストが次世代のXR表現に向けた実践をできる支援を実施。近未来、世界主要都市をアーティストの手でリアルメタバース化していく実験を仕掛けていきます。
応募条件は、あらゆる表現フィールドのアーティストに空間表現の場を提供するVR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」(https://styly.cc)で作られた作品であること。
リアルとバーチャルが溶け合う、野心的なアプローチを期待しています。
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審査員長メッセージ
Create a Melting Reality(MR) / 溶け合うリアリティを創造せよ
遂にポストパンデミック時代の到来である。
2020年、COVID-19の世界的な感染拡大により、フィジカリティーは規制され、アート&エンターティンメントはバーチャル世界への一斉避難行なった。そしてこの年、メタバースがバズワードになった。リアリティーは新たな意味を持ち、個々の主体によって体験される出来事の基底は揺らぎ、進化し、現実という概念はリ・デザインされた。並行に、ウィルスは弱毒化を伴いアダプテーションし、ようやく世界は with コロナ時代に差し掛かったと言えよう。そう2022年は、ポストパンデミック元年なのである。故に、再び物理世界での身体的な知覚体験や、よりエモーショナルなコミュニケーションへの渇望が始まっているようにも感じる。また一方で、仮想レイヤーによってリ・デザインされたリアリティも、物理世界では味わうことの出来ない更なる体験を誘発し続けている!!!!! そこで今年のNEWVIEW AWARDSでは、リアルとバーチャルが溶け合う新たな表現の可能性を問いたい。それは物理世界に新たなニューレイヤーを重ね、五感を溶かし、琴線を揺さぶるような表現のことだ。NEWVIEW AWARDS 2022 第5回目の今回は、リアルとバーチャルが溶け合う新たな知覚体験を指し示す作品を求める。Create a Melting Reality!!!!!NEWVIEW AWARDS 2022 審査員長
宇川直宏
現”在”美術家 / DOMMUNE主宰
審査基準
「Melting Reality」を創造する作品を評価
PRIZE
世界中から発掘する次世代の才能が、新たなクリエイションを発揮できる機会を提供
GRAND Prize
新作の制作支援金として最大$10,000 USDを提供、NEWVIEWを象徴するXRアーティストとして、XRシーンでの飛躍をバックアップします。SUPER DOMMUNEでの番組化、2023年のNEWVIEW FESTでの作品披露ほか、NEWVIEWが2023年度にグローバルに展開するさまざまなプロジェクトやイベントで活動、露出の機会を提供予定です。
ULTRA STAGE Prize
※複数名選出の可能性あり。複数名の場合は制作支援金が人数に応じて分割されます。
ULTRA STAGE Prize
ULTRA STAGE Prizeはキズナアイの声を元に開発された歌唱特化型AIキャラクター「#kzn」(愛称 キズナちゃん)のPrize。受賞アーティストは、2023年2月に予定する「#kzn」のファーストライブのステージ空間演出に参加できます。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。
※複数名選出の可能性あり。複数名の場合は制作支援金が人数に応じて分割されます。
Kizuna AI Inc.
バーチャルタレントキズナアイを中心としたキズナアイプロジェクトの事業を展開。 2022年2月、Kizuna AI活動休止前ラストライブをオンラインにて開催。同ライブ内でキズナアイの声を元に開発された歌唱特化型AIキャラクターとして「#kzn」(愛称 キズナちゃん)を発表。そして「Kizuna AI Original Singeroid #kzn / CeVIO AI」の先行販売を2022年8月より開始。さらにTVアニメ化プロジェクトも進行中。
ULTRA SO SESSION Prize
ULTRA SO SESSION Prizeは次世代の楽曲制作のアプローチを探求する音楽家、作曲家、DJ、プロデューサーShinichi Osawa(MONDO GROSSO)が、新たなセッションパートナーとしてXRアーティストを選出するPrizeです。2023年に共に新たな作品制作を行いリリースを予定しています。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。
ULTRA TOUR Prize
ULTRA TOUR Prize
ULTRA TOUR Prizeは、「RPGレストラン」などで話題になった、複数人で同時に参加できるXRを用いた超初体験なツアープログラム「ULTRA TOUR by STYLY」のコンテンツ制作クリエイターを選出するPrizeです。世界主要な美術機関や国際アート公募展に作品選出される、著名な学者、実験的なクリエイター、マルチメディアアーティストのLu Yangが審査を行うほか、受賞アーティストとのコンテンツ制作にメンターとして協力します。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。
ULTRA TOUR by STYLY
ULTRA TOUR by STYLYは、XRクリエイティブプラットフォームであるSTYLYが提供する、複数人で同時に参加できるXRを用いた超初体験なツアープログラムです。日常と非日常。リアルとヴァーチャル。交錯する二つが一つに融け合う三次元世界を巡る冒険へダイブしよう!
ULTRA MEDIA Prize
ULTRA MEDIA Prize
ULTRA MEDIA Prizeは、カルチャーマガジンEYESCREAMが提供するPrizeです。審査員は世界から注目を浴びるダンサー、コレオグラファーのyurinasia (ユリナジア)が務め、選出アーティストは、WEB記事にてフィーチャー。yurinasiaとのコラボレーション作品制作を予定しています。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。
EYESCREAM
時代はサブカルチャーに反映される
EYESCREAMは、それを研究しスタイルとして紹介するメディアです。
ファッション、音楽、アート…等、時代を形成するカルチャーの中で光を放つ、先鋭的な存在を紹介します。軸となるのはPEOPLE=人間、それを取り巻くSPOT=場所、服装=FASHIONが織りなす文化=CULTUREを総合的に探究し、現代を紐解いていきます。
キーとなるのは偏愛。つまり、偏っている考えが生み出すものほど魅力的で、一見するといびつに感じるものほど新しい。マジョリティもマイノリティも関係なく、次の時代を形成していく自由なカウンターカルチャーにフォーカスします。
ULTRA GRAPHIC Prize
ULTRA GRAPHIC Prize
ULTRA GRAPHIC Prizeは、パルコが提案するあたらしいアートマーケット「PARCO PRINT CENTER」が、リアルとデジタルが掛け合わされた新たなアートプロダクト創造を共にするクリエイターを選出するPRIZEです。 受賞クリエイターと最適なアウトプット方法を協議の上、PARCO PRINT CENTERで販売するプロダクトを制作します。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。
ParCO PRINt CENTER
パルコが提案するあたらしいアートマーケット
PARCOが提案するポスター作品。アーティストが写し出す時代の空気。ポスターを飾る人間が共感する価値。その人が決めた1枚のポスターから始まる、人生の解像度を上げる生活。
PARCO PRINT CENTERが掲げた2022年のテーマは『Surround』。アーティストへの共感を壁に貼って、臨場感あふれる豊かなライフスタイルを。
ULTRA INNOVATION Prize
受賞クリエイターには、BASSDRUMがテクニカルディレクションを手がける展示会のアート制作権を進呈します。また、支援金として最大$5,000 USDを提供します。
ULTRA INNOVATION Prize
ULTRA INNOVATION PRIZEでは、技術分野の司令塔としてあらゆるアイデアを形にする「BASSDRUM」が、アートとテクノロジーを融合した新たな体験を共に創るクリエイターを選出します。
受賞クリエイターには、BASSDRUMがテクニカルディレクションを手がける展示会のアート制作権を進呈します。また、支援金として最大$5,000 USDを提供します。
BASSDRUM
BASSDRUMは、ビジュアライゼーション、システム・バックエンド、プロダクト開発、VR/AR、ブロックチェーンに至るまで、様々な分野から集まったテクニカルディレクターを中心とする集合体です。
ULTRA CULTURE Prize
ULTRA CULTURE Prize
ULTRA CULTURE Prizeは、創業から先端のカルチャー発信を通じたインキュベートを続けるパルコが、XRの新しい体験創造実験を共に行うアーティストを選出するPRIZEです。受賞クリエイターが”やってみたい”アイデアをベースにパルコとコラボワークを制作し、作品をパルコのイベントとしてお披露目する機会を提供します。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。
パルコ
パルコは、新しい才能の発見と応援をすることによって新たな価値の創出に取り組んでいます。
創業より、音楽やアート、演劇など先端のカルチャーを積極的に紹介し、国内外のネットワークや、事業ノウハウを活用することでさまざまな新しい才能の発見や応援をしてきました。また、コーポレートメッセージ「SPECIAL IN YOU.」を掲げ、このようなインキュベーションの積極的な活動を発信しています。
ULTRA IDEA Prize
Nick DenBoer、藤原麻里菜が制作したシンプルかつユニークなAR/VRコンテンツ
審査員
受賞作品を選出し、アーティストの飛躍をバックアップする審査員
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NEWVIEW AWARDS 2022 審査員長
宇川直宏
現”在”美術家 / DOMMUNE主宰
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ULTRA STAGE Prize 審査員
Kizuna AI Inc.
バーチャルタレントの運営チーム / クリエイティブチーム
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ULTRA SO SESSION Prize 審査員
Shinichi Osawa(MONDO GROSSO)
音楽家 / 作曲家 / DJ / プロデューサー
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ULTRA TOUR Prize 審査員
Lu Yang
アーティスト
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ULTRA MEDIA Prize 審査員
yurinasia (ユリナジア)
ダンサー / ダンスインストラクター / コレオグラファー
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ULTRA GRAPHIC Prize 審査員
北川一成
GRAPH代表取締役 / デザイナー / アーティスト
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ULTRA INNOVATION Prize 審査員
清水幹太 / ルカ
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ULTRA CULTURE Prize 審査員
小林大介
プロデューサー / 株式会社パルコ エンタテインメント事業部 部長
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ULTRA IDEA Prize 審査員
Nick den Boer
ディレクター / アニメーター / デジタルアーティスト
コラボレーションパートナー /
サポーター / メディアパートナー
開催概要
募集対象 | ファッション/ カルチャー /アート分野のXR(VR/AR/MR)コンテンツを募集します。 アーティストに空間表現の場を提供するVR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」(https://styly.cc)を使って制作・公開されたVR/ARコンテンツ作品が対象です。 制作プロセスにおいてSTYLY以外のツール(3DCG、ゲームエンジン、DAW etc.)を使用することは構いません。 発表済みの作品も応募可能です。
STYLY Official Site:https://styly.cc/ STYLY Mobile: STYLY for Nreal: |
テーマ | Create a Melting Reality(MR) / 溶け合うリアリティを創造せよ |
募集期間 | 2022年8月8日(月)~ 2022年10月31日(月) |
ファイナリスト作品発表 | 2022年11月末予定 |
最終審査結果発表・授賞式 | 2022年12月中旬予定 |
参加について | どなたでも応募可能です(グループでの応募も可能)。無料です。 |
審査について | 応募ドキュメントとコンテンツをもとに、NEWVIEW AWRARDS 事務局による一次審査を行いファイナリストを選出します。その後、審査員による最終審査を行い、ファイナリスト作品から賞(PRIZE)を決定します。作品の審査は、応募された作品紹介動画の視聴に加え、応募時に選択いただいた体験方法(VR体験はPC VR、AR体験はSTYLY Mobileをインストールしたスマートフォンおよびタブレット端末、またはNrealLight向けアプリSTYLY for Nreal、VRとARを併用したXR体験は前述の体験方法の組み合わせ)で行われます。 |
応募の流れ
ENTRY
エントリー受付は終了いたしました。ファイナリスト発表は11月末頃を予定しております。
STYLYについて
「STYLY Mobile」アプリをダウンロードして作品を体験してみよう
STYLYには、世界中のアーティストの手によって創造された50,000以上の作品が投稿されています。
Galleryから選んだり、アプリ内のカメラでSTYLYマーカーを読み取ることによってAR/VRコンテンツを体験することができます。
過去の受賞作品
NEWVIEW AWARDS 2021 受賞作品
NEWVIEW AWARDS 2020 受賞作品
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よくある質問
<AR/VR共通項目>
Q.ULTRA STAGE Prize /ULTRA SO SESSION Prize/ULTRA TOUR Prize/ULTRA MEDIA Prize/ULTRA GRAPHIC Prize/ULTRA INNOVATION Prize/ULTRA CULTURE Prizeの受賞を目指す場合、Prizeの内容に即した作品を応募する必要がありますか?
A.いいえ、Prizeの選出は各審査員が本アワードのテーマ(Create a Melting Reality)・審査基準に基づいて、優れていると感じた作品を選出いたします。
Q.作品の実行時のパフォーマンス(フレームレートの安定性など)は審査に影響しますか?
A.実行時のパフォーマンスは審査に影響しませんが、最適化されていることが望ましいです。
Q.一人あたり何点まで作品の応募が可能ですか?
A.一人あたり何点でも作品をご応募いただけます。
Q.企業での応募は可能ですか?
A.可能です。
Q.作品の審査はどの様な機材を用いて行いますか?
A.作品の審査は、応募された作品紹介動画の視聴に加え、VR作品はPCVR、AR作品はSTYLY Mobileをインストールしたモバイル端末を用いて行います。
<AR作品の応募について>
Q.特定のロケーションで体験することを前提とした作品を応募することは可能ですか?
A.可能です。作品の体験風景を撮影した作品紹介動画を提出してください。
Q.センサーデバイスやマイコンといった他のデバイスや物と組み合わせた作品の応募は可能ですか?
A.可能です。ただし応募時に提出いただくテキストや動画内で審査員が意図や仕組みを理解できるような説明を入れてください。
Q.STYLYマーカーを印刷した絵画/彫刻/グラフィックなどを作品として応募することは可能ですか?
A.可能です。作品の体験フローがわかるように作品紹介文章をご記入ください。
<VR作品の応募について>
Q.コントローラーを使ったインタラクションを組み込んだ作品は応募可能ですか?
A.可能です。インタラクティブな体験を作るために、ModifierやインタラクションSDKといった機能が用意されています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
▼STYLY Modifier(モディファイア) スターターガイド
https://styly.cc/ja/manual/modifier-starter-guide/
▼STYLY インタラクションSDK マニュアル
https://styly.cc/ja/manual/interaction_sdk_manual/
応募に際し、応募規約をあらかじめご確認ください。エントリーいただいた時点で応募規約に同意したものとみなします。
応募は、株式会社ロフトワークが運営するAWRD(https://awrd.com)から受け付けます。
ENTRY Period:2022.8.8 >> 2022.10.31