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透明な惑星

Mika Maruyama

シンガーソングライター・CGアーティスト |日本

OTHER PERSPECTIVE

DETAILS OF THE WORK

AWARDS 2019 FINALISTS

風で膨らむカーテン越しの まぶたを叩く憂鬱 役に立たないスヌーズ機能 お馴染み朝の調べ 過ぎ去る景色 押し流された 静寂はドアの向こう 比べたがりの憂う心が 電車の窓に浮かんだ 僕らは透明な惑星 がらくたの衛星従え回るのよ 似せようとする似てない僕ら 空洞を目指しもがく 再現性の低い生き物 電波時計は未実装 あれがないとか これもないとか 心配ないよ大丈夫 流行り廃りの価値観よりも君の心は美しい 情報にまみれた地表を剥ぎ捨てて 誰かのふりをしなくたって いいんだよ 何かになりたい 名前を与えられて 答え合わせしたいと 分からぬものを 分からぬままに出来ずに ―歌詞より抜粋 自作歌唱曲「透明な惑星」のVRビジュアライズ作品です。 歌詞世界に加えて、テクノロジーで自己表現の手段が拡張されることで得られる自由をテーマに描きました。 テクノロジーで芽吹いた生命の樹の上に輝く、押し上げられて拡張した自己。 半球型の足場には乗ることができます。

作品の超体験にはVRHMDが必要になります。体験方法はこちらをご確認ください。

CREATOR PROFILE

Mika Maruyama

シンガーソングライター・CGアーティスト |日本

洗足学園音楽大学音楽音響デザインコース卒。 音楽からビジュアルデザインまで一貫して手がける、シンガーソングライター兼CGアーティスト。 自作曲のインタラクティブなVRビジュアライズ作品「Daydream」でNEWVIEW AWARDS 2018ファイナリスト選出。 2019年に発売されたYIIK: A Postmodern RPG(AckkStudios)に歌唱と楽曲制作で参加。

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