MODAL
竹川 諒
プロダクトデザイナー |日本
OTHER PERSPECTIVE
DETAILS OF THE WORK
AWARDS 2019 FINALISTS
本作品は、実体のない世界から”影”を通して自身以外の存在を知覚するということを体験し、無意識の中に存在する記憶を喚起させる仮想空間である。 仮想空間内では地面と、そこに何かから映し出された影しか存在しない。 しかしその”影”という見えている情報から、例えば建物の形態、歩行者の性別や年齢といったような見えていない情報を想像することができる。 空間内を彷徨い、それを繰り返すことによって目には見えない街が頭の中で形成されていく。その街は自身の経験に基づいた想像に他ならない。 そういったプロセスにより、自身の無意識の中に存在する記憶との対話を楽しんでほしい。 この仮想空間から出ると、現実空間の影が色濃く見えるだろう。
作品の超体験にはVRHMDが必要になります。体験方法はこちらをご確認ください。
CREATOR PROFILE
竹川 諒
プロダクトデザイナー |日本
1989年熊本県生まれ。京都精華大学プロダクトデザイン専攻卒。 京都某企業にてプロダクト、UI、映像、グラフィックなど幅広くデザインを手がける。 受賞歴にGood Design賞、IF design賞など。 エンジンニアリングデザインユニット”xorium”としても制作活動を行う。
FEATURING WORKS
ファッション・音楽・映像・グラフィック・イラストレーション...etc
同時代のリアルな感覚を共有できるアーティストとともに創造する新たなカルチャー体験の作品群。