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FEATURING WORKS

六道輪迴 - 三世に渡るカルマのしらべ

Lu Yang

Artist |China

OTHER PERSPECTIVE

DETAILS OF THE WORK

FEST 2021

本作のタイトル「六道輪迴 - 三世に渡るカルマのしらべ」は、死後の行き先を占う方法が詳しく書かれている仏教の「占察善悪業報経」からインスピレーションを受けました。
占察は占いを意味し、前世における善悪の業が今世に報いるという概念はアジア文化に深く根差しています。
作中では一人の魔王が回転する生命の輪を所持し、その上には六道輪廻図が描かれています。好奇心旺盛な人々はARを使って自分の前世と来世を占おうとします。
しかし、「前世がどうだったのか(因)は、今世の自分が受ける報いを見れば明らかで、来世がどうなるか(果)を知りたければ、今世の行いを見れば明らかである」からもわかるように、占いをしなくても因果応報を知覚することは可能です。

本作品はバーチャルPARCOよりご体験いただけます。

CREATOR PROFILE

Lu Yang

Artist |China

Lu Yang氏(中国上海市出身)は、上海を拠点に活動するマルチメディアアーチストです。死の必然性、両性具有、不安、ヒステリー、実存主義、霊的精神性を背景にしたLu氏の作品は過激で、時に病的でさえあるような幻想世界を表現しています。アニメ、ゲーム、SFといったサブカルチャーから、インスピレーションや題材を得てもいます。彼は、3Dアニメ、没入型ビデオゲームのインスタレーション、ホログラフィック、ライブパフォーマンス、バーチャルリアリティ、コンピュータープログラミングなどのメディアを通して、自身の幻想世界を探求しています。これまでに科学者、心理学者、パフォーマー、デザイナー、実験音楽の作曲家、ポップミュージックのプロデューサー、ロボット工学の研究室、著名人たちとのコラボレーションを実現し、自らのアートを実践してきました。
Lu氏は、UCCA(北京)、MWoods(同)、Cc Foundation(上海)、スパイラル(東京)、福岡アジア美術館(福岡市)、Société(ベルリン)、クリーブランド現代美術館(オハイオ州クリーブランド)で展覧会を開いてきました。また、アジアソサエティトリエニアル ( (ニューヨーク、2021年)、上海ビエンナーレ(2012、2018年)、アテネビエンナーレ(2018年)、リバプールビエンナーレ(2016年)、国際デジタルアートビエンナーレ(モントリオール)、第56回ヴェネチアビエンナーレ中国パビリオン、福岡トリエニアル(2014)といった2、3年ごとに開かれる国際展覧会にも参加してきました。2020年には、パリのポンピドゥーセンターの展覧会「NEURONS シミュレートされたインテリジェンス」に出展しました。2019年には、第8回BMWアートジャーニーで優勝し、Yangデジタルインカーネーションプロジェクトをスタートさせました。

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