AWARDS WORKS

部屋を食べる怪獣

wayatani

Japan

OTHER PERSPECTIVE

DETAILS OF THE WORK

わたしの部屋のポリゴンを怪獣が食べている。壁の角から順に、カクカクしたポリゴンの断片がバリバリと噛み砕かれ、まるでゲームのバグのように空間が崩れていく。床も天井も次々と飲み込まれ、気づけば部屋の輪郭すら曖昧になっていた。

「おいおい、やめてくれ!」と叫んでも、怪獣はまるで聞く耳を持たない。ただひたすらに、無機質な部屋のデータを咀嚼し、どこかへ消化していく。

CREATOR PROFILE

wayatani

Japan

1999年福島県出身。東北芸術工科大学映像学科卒業。手描きの温もりと3DCGの革新性の交差点を探求するアニメーション作家。独創的なビジュアル表現を武器に、短編アニメーションを中心とした作品制作を行なう。NEWVIEW SCHOOLのプロジェクトの参加をきっかけに、XR表現を学ぶ。

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FEATURING WORKS

ファッション・音楽・映像・グラフィック・イラストレーション...etc
同時代のリアルな感覚を共有できるアーティストとともに創造する新たなカルチャー体験の作品群。

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