内と外、バーチャル
JACKSON kaki
DJ / Artist |日本
OTHER PERSPECTIVE
DETAILS OF THE WORK
AWARDS 2020 FINALISTS
VRをメディアアートで捉えたとき、メディアやテクノロジーが消費されていくのに対して、カウンターとして表現することがそのメディアにアート性を創出し、そして拡張をもたらすことができる。
VRが外出に置き換えられ、外へ行くことの代替物としてとってかわられたとき、自分はそのグロテスクさと、メディアとしての安易さに絶望を感じていた。自分は外に出れなくなり、仕事がなくなり、閉塞感を感じていた。
そして、「家に出れないから、家族の絆が深まる」などと安易に発信するメディアに対して感じた孤独と、そしてアバターによって拡張した身体性の視線のギャップ。
孤独と閉塞を「部屋」という記号に落とし込み、昔のホラーゲームのようなワンシーンをイメージして制作しました。
作品の超体験にはVR HMDが必要になります。体験方法はこちらをご覧ください。
CREATOR PROFILE
JACKSON kaki
DJ / Artist |日本
日本の東京を拠点とした、3DCG、VRAR、ビデオクリエイターで、渋谷で DJ もやっています。
alternative electronic music (IDM / Experimental / Avant-garde / UK Bass) 文化に影響を受け、3DCG や VRAR のような新しいメディアを通じて音楽の表現を拡張することに取り組んでいます。
また、PS1やPS2、そして Nintendo 64 のような昔のビデオゲームにも影響を受けています。ゲームが普及してゆく当時の経験は、現在のゲーム製作にも多大な影響を及ぼしました。
Instagram のポートフォリオ : https://www.instagram.com/kakiaraara/
FEATURING WORKS
ファッション・音楽・映像・グラフィック・イラストレーション...etc
同時代のリアルな感覚を共有できるアーティストとともに創造する新たなカルチャー体験の作品群。