#Graphic
身の回りを見渡せば、Tシャツなどの衣服、ポスター、看板や標識、建築物、食品パッケージ、本や雑誌の装丁等フィジカルな媒体に印刷や塗装がなされたグラフィックも含め、至るところに存在します。
コンピューター史において、ユーザーとのインタフェースをグラフィックにより視覚的に豊かに表現したGUIとマウス等の入力デバイスの登場により、私達の生産性や創造性は飛躍的に向上しました。
現代では、スマートフォン等のデジタルな媒体におけるグラフィックはもはやなくてはならない存在です。アプリやWebサイトのUI部品・装飾部品、壁紙として、あるいはグラフィックのみが画像データとしてインターネット空間を漂流し、SNSや検索によって脈絡もなくスマホ画面上に出現したりもします。
そして今、ARによってグラフィックの媒体は私達が生活する空間そのものとなりました。
ARデバイスを通して見るグラフィックは確かにデジタルデータがレンダリングされた結果ではあるものの、フィジカルな環境との相対的関係によって、もはやフィジカル/デジタルの区別を意味なきものにします。
壁に位置すればポスターや壁画・グラフィティのように、衣服の上に位置すればファッションデザインの一部に、道路上に位置すれば道路標識に、ショップ内に位置すればサイネージに、、、といった具合に既存のフィジカルなものを置き換えたり、既存にはなかった存在として私達との様々な相互関係を生み出します。
ARを基盤とすることで、グラフィックの新しい役割や表現、体験を生み出すことができるのではないでしょうか。
WHAT WE DO ?
グラフィックを使ったAR作品のデザイン、制作を行うことで、グラフィックの新しい役割や表現、体験を探っていきます。
グラフィックを活用したARの応用・用途(アプリケーション)としては、フィジカルな物体に対する注釈(アノテーション)や、経路案内(ナビゲーション)など、現実に対して情報をグラフィカルに付加するものが黎明期より存在しました。
最近ではInstagramやSnapchatの「ARフィルター」や「エフェクト」として知られる、人々に対して(主に顔周辺に)グラフィックを重ねてSNS上で楽しむものもアプリケーションのひとつですし、アート作品を楽しむようなアプリケーションも存在します。
これらに限らず、ARにおいてグラフィックの役割や表現はまだまだ未開拓の領域が存在していると思われます。
このコミュニティにおける実験的活動を通して、情報のあり方やそもそもの現実における私達の知覚や認知を探求したり、あるいはそういったことは無視してただ単にカッコイイもの、カワイイものを作るというだけでも構わないでしょう。
このコミュニティからあらゆる領域にグローバルに影響を与えるものが生まれることを願っています。
JOIN US !!!
・プロのグラフィックデザイナー、Webデザイナーなどグラフィックを主として扱う職業の方
・グラフィックを扱っているアーティストの方
・それらを目指して学んでいる学生のみなさん
…等々、グラフィックを扱える方なら誰でも参加いただけます。
当然ながら、単にグラフィックのデザインや制作を行うということでなく、ARを使って新しい表現や体験を生み出すことが主眼ですので、そのチャレンジに積極的に挑もうとする姿勢を持って参加して頂ける方を歓迎します。
また、3Dグラフィックスを扱えることは参加条件ではありませんが、ARを制作していく中で、3Dを扱いたいと思い始めるかもしれません。
そのような場合には3Dに関する学習ができるような環境を用意していければと思っています。このコミュニティが3Dを勉強したいと思っているデザイナーやアーティストの方にとって、その入口となるような場所にできればいいなと思っています。
各種ツール、ソフトウェアの使い方などは開催予定のワークショップにて学ぶことができますので、ぜひそちらも参加してください。
COLLABORATION ARTIST
-
rei nakanishi
アーティスト
-
Jennykaori
illustrator
-
cpnnn
3Dアーティスト・デザイナー
COLLABORATION WORKS
ENTRY
「NEWVIEW CYPHER #Graphic」の活動に参加する
プレイヤーとしての参加はこちら
作品を投稿する