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INTRODUCTION
3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する プロジェクト/コミュニティNEWVIEWは、ファッション/カルチャー/アート分野の VRコンテンツのアワード「NEWVIEW AWARDS 2018」を開催しました。
テーマはULTRA EXPERIENCE(超体験)のデザイン。
作品制作のツールは誰もが簡単にVRコンテンツをクリエイト&発信できる
プラットフォーム「STYLY」(https://styly.cc/)です。
2018年6月1日-7月31日まで募集が行われ、世界7ヶ国から合計219作品の応募がありました。
3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓するプロジェクト/コミュニティNEWVIEWは、ファッション/カルチャー/アート分野のVRコンテンツのアワード「NEWVIEW AWARDS 2018」を開催しました。
テーマはULTRA EXPERIENCE(超体験)のデザイン。
作品制作のツールは誰もが簡単にVRコンテンツをクリエイト&発信できるプラットフォーム「STYLY」(https://styly.cc/)です。
2018年6月1日-7月31日まで募集が行われ、世界7ヶ国から合計219作品の応募がありました。
GOLD
1 WINNER
"クリエイター主導だと感じた数少ない作品の1つ"
デビッド・オライリー
アーティスト
"展示されている作品を目の前で作っているところに引き込まれました"
m-flo ☆Taku
プロデュース・ユニット
"ストリーミングでVRアートなどを披露して、とてもインタラクティブなところが面白い"
m-flo VERBAL
プロデュース・ユニット
"仮想現実の「リアル」は、物理的な存在である僕らよりも、バーチャル人格であるえもこさんにとってのほうがリアルかもしれない"
伊藤ガビン
編集者
"映像完成度から観ればGold prizeに相応しい作品である"
松武秀樹
音楽家、シンセサイザー・プログラマー
"インターネット時代のライフスタイルの可能性を示していると思います"
陳怡潔 │ Agi, Chen Yi-Chieh
アーティスト

SILVER
3 WINNERS
"絵を鑑賞するだけでなく絵の中に入れるってのが面白かった"
m-flo ☆Taku
プロデュース・ユニット
"この作品は、VRでしか味わえないことをやっていると思う"
伊藤ガビン
編集者
"このミステリアスな雰囲気はVR世界にとてもマッチしていた"
陳怡潔 │ Agi, Chen Yi-Chieh
アーティスト
"小窓を覗き込んだ時に写真が立体的に見えるのが素敵で驚き"
こやまたくや
アーティスト
"この作品は、視聴者に空間へ向かわせるのではなく、視聴者自身に空間をもたらすもの"
デビッド・オライリー
アーティスト
"エントリー作品の中で最も異色なプログラム"
松武秀樹
音楽家、シンセサイザー・プログラマー


FINALISTS
NEWVIEW PROJECT FEATURES
惜しくもファイナリストに選出されなかった作品群のなかから、
ユニークなアプローチが光った作品をNEWVIEW Projectとしてピックアップ

JUDGES GENERAL COMMENT
"VRというアート形式の若さ、そしてこれから先に広がる未来の可能性を実感しました"
現在活躍中のクリエイターが作ったVR作品をたくさん見ることができ、とても楽しい審査会でした。VRというアート形式の若さ、そしてこれから先に広がる未来の可能性を実感しました。
ビデオゲーム分野の作品と異なる点として、パーソナルな作品が多く、空間でクリエイターの心理状態を表現した作品が多い点があげられます。自分の心理状態の表現は、どんなメディアを使っても難しいものです。力強い表現になる可能性もありますが、丁寧に表現しないと、不発に終わる可能性も高いです。VR内で、見る人の体験や意思決定をコントロールすることは簡単ではありませんが、VRが持つこのユニークな特徴を生かした、とてもパワフルな作品もいくつか見られました。
NEWVIEW AWARDは素晴らしいですね。多くの人がこのアワードに注目し、VR独特の制約と知覚効果を開拓する人たちが増えることを願います。
VRをとりまくハイプ的な状況と、VRの真の強みと区別することはとても重要です。VRの未来は、ハードウェアを作る巨大企業によってではなく、個人のクリエイターが商業的な圧力を受けずに試行錯誤することによって導かれると私は信じています。NEWVIEWのようなプロジェクトは、VRがそういった方向に向かう助けとなるでしょう。VRというアート形式が成長し成熟するなかで、それぞれのファイナリストが、引き続き、作品を洗練させ、ビジョンを持ち続けられることを願っています。
デビッド・オライリー
アーティスト
"デジタルアートってやっぱり気持ちよく体験できるのって大事"
全体的にインタラクティブな感じというより、魅せるアート作品が多かったと感じました。メッセージがしっかり入ってるものもあったし、気持ちよさを追求するものもあったり、わりと最後まで楽しく審査ができました。今回はオリジナリティ、ユーザエクスペリエンス、インパクトの3つの判断基準で審査をしたんですが、インパクトはありつつ、コーディングが惜しくて高得点にならない人もいました。デジタルアートってやっぱり気持ちよく体験できるのって大事で。ただ、やり続けていったら絶対そこは上達すると思うので、今後も楽しみです。
m-flo ☆Taku
ファッション/カルチャー/アートと様々な分野がミックスされたクオリティの高いVRコンテンツを拝見することができ、僕自身も大変刺激を受けさせていただきました
どの作品もオリジナリティに溢れており、今後皆さんがより技術の高みを目指されたときには、どんな新しい世界に触れられるのだろう!と益々楽しみになりました。
是非引き続き、新しく楽しいクリエイティブを極めていただければと思います。
m-flo VERBAL
m-flo
プロデュース・ユニット
"なんだって手探り状態の時がもっとも面白い"
なんだって手探り状態の時がもっとも面白い。
アワードだって、もちろんそう。作品も手探りなら、審査だって手探り。第一回目の審査は、審査員誰もが目指すゴールを手探りですすむスリリングなものになりました。
エントリーした作品、どれもが手探り状態で、ゆえにめちゃくちゃおもしろかった。中でもスケール感を変化させたりなどメディアの特性を活かした作品には心動かされた。まだまだ未発見のツボがたくさんありそう。
伊藤ガビン
編集者
"視聴覚技術はVRの世界を益々発展させるでしょう"
携帯端末アプリにもある静止画を動画のように見せる技術や、壁の穴を覗き込んで鑑賞するアイデアなど創意工夫された素晴らしい作品があり審査基準が難しく感じました。
ゲームの世界では標準化されつつある高価なVR技術が、安価に使用できる様になるのも時間の問題かと思います。
視聴覚技術はVRの世界を益々発展させるでしょう。
松武秀樹
音楽家、シンセサイザー・プログラマー
"VRが生活の新たなインターフェースになりうると強く感じ、とてもワクワクしました"
19のNEWVIEWファイナリストたちの作品に感動しました。また、審査を通じて、近い将来VRが生活の新たなインターフェースになりうると強く感じ、とてもワクワクしました。今回応募された方々がヴァーチャルな世界でのクリエイションを今後も探求し続け、多くの人たちに作品を届けてくれることを願います。
陳怡潔 │ Agi, Chen Yi-Chieh
アーティスト
"近未来への懸け橋となる、有意義なアワードになったと思います"
映像・ファッション・CG・音楽・カルチャーetc…各方面のクリエイターによる、新たな仮想体験の提案・クリエイションの展示・社会への問題提起等、様々なテーマを持った作品が国内外から集まり、非常に見ごたえのある19作品でした。VRを交差点にして、既存の各分野のクリエイションが交錯する新たな表現が生まれる近未来への懸け橋となる、有意義なアワードになったと思います。
泉水隆
株式会社パルコ
常務執行役
"STYLYの使用によりVRの世界が大きく開けていくことを実感しました"
STYLYの使用によりVRの世界が大きく開けていくことを実感しました。従来のVRは作成されたコンテンツを楽しむものでしたが、個人レベルで360度空間をふんだんに活用した作品が作成、公開、閲覧することができることに非常に興奮しました。
今回の応募作品はVRらしい空間の広がりが存分に活用されたクオリティの高い作品ばかりでしたが、上下の移動をさらに取り入れたコンテンツが増えることで、さらに新しい発見に出会えると確信しております。
柳澤真吾
デル株式会社
エイリアンウェアマーケティング
シニアマネージャー
"どんな新しい世界に触れられるのだろう!と益々楽しみ"
僕は先日CINRAの企画でSTYLYを使用し、VR素人なりに簡単なコンテンツ制作を体験した後だったのですが、STYLY内だけでここまでの表現が可能なんや、と応募された作品を見ている間ずっと驚きっぱなしでした。審査をさせて貰ったのはテクニックのある優れた作品が多かったのですが、僕は自分で制作をしてみて、STYLYはVRの知識のない人でも気軽に直感的に空間が構築出来るところに魅力を感じていたので、今回のアワードで興味を持った方も、作品のクオリティは気にせず誰でもVRの空間作りにトライしてみて貰いたいと思いました。
こやまたくや
アーティスト
"力強いVRアート作品の数々でした"
René Pinnell
CEO & Founder of Kaleidoscope
EXHIBITION REPORT
2018年8月29日から9月2日までの4日間、渋谷のギャラリーX BY PARCOにて
ファイナリスト作品をフィーチャーしたNEWVIEWプロジェクト初のエキシビジョンを開催しました。
超体験の様子はレポートページよりご覧いただけます。
